【作品への想い】『般若心経』｜書道作品紹介（軸装）
約1年毎朝般若心経を書いていました。
「毎朝、筆を持ち、腕をなまらせないため」というのが
書道家の私にとってやり始めた1番の理由でした。
しかしその効用が想像以上に大きいことを書き続けてて実感しました。
書く前に頭の中にある邪念が
書き終わるころにはほとんどなくなっていました。
ただ1文字1文字に向き合うことで
心が整理されました。
写経は仏教の考えを一般の人に広めるため
300文字のシンプルにまとめたものです。
もっと深く意味を知りたくて本を読みましたが、
とても深いもので、まだまだ私がすべてを芯から理解しているかというと
そうでない気がしています。
しかし、心が整理された瞬間に感じる
さわやかな気持ち
今日も1日頑張ろうという気持ち
すっと心が軽くなるような感覚が
今でも忘れられない確かに私が感じたものです。
桔梗
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