コラボ【書 × 香】
令和7年度 堺市民芸術祭にて、
私たち日本書画共創協会は「コラボ書画展」を企画・出展いたしました。

このたび、コラボ書画展にて調香師・emiさんとご一緒させていただきました。 @emi__aroma
私の作品世界に寄り添い、書の表現と響き合う「香り」という新しいかたちの芸術を生み出していただきました。
emiさんには、私の書の世界観を丁寧に汲み取っていただき、
二度の打ち合わせを経て、唯一無二の「私の香り」が完成しました。
その過程で感じたのは、香りというものの限りない奥深さでした。
ほんの一滴、ほんのわずかな配合の違いで、印象も感情も、全く異なる世界が立ち上がる。
香りが持つその繊細さ、そして人の記憶や感情を呼び起こす不思議な力に、心から感動しました。
打ち合わせでは、私がこれまで歩んできた書道家としての軌跡、そして心から愛してやまない北魏書体への想いをお伝えしました。
完成した香りは、まさに「書と香の融合」。
墨の深み、紙の温もり、そして余白の静けさを感じさせるような、どこか懐かしくも新しい香りでした。
展覧会当日、会場の入り口に漂うその香りに、
多くの方が足を止めてくださいました。
「この香りがとても素敵です」「香りに誘われて入りました」
そんなお声をたくさんいただき、
香りが空間全体を包んでくれていました。
香りの世界に初めて触れ、
五感を超えて心に響く芸術のかたちを知ることができたこと、
本当に貴重な体験でした。
emiさん、素晴らしい香りを生み出してくださり、
心よりありがとうございました。
そして、このようなご縁を繋いでくださった
書道家・永山玳潤さんにも、心から感謝申し上げます。