【ニューヨークからお越しのカレンさん】
先日、アメリカ・ニューヨークにお住まいのカレンさんが、
ペン字の特別レッスンを受講してくださいました。
生徒様のお知り合いの方というご縁で、
海を越えて日本の文字文化に触れに来てくださったこと、
本当に嬉しく思います。
レッスンでは、「ひらがな」「カタカナ」、
そして簡単な漢字を練習していただきました。
「右払いには二種類の形があるんですよ」とお伝えすると、
カレンさんは驚きの表情を浮かべながら、「すごく面白いですね」と微笑んでくださいました。
その瞬間、ペンで書いた文字ですが、
言葉の壁を越えて“文字”という共通の美しさが通い合ったように感じました。
数日後にはご帰国とのことで、私の書いたお手本をお土産としてお持ち帰りいただきました。
カレンさんは丁寧に文字と向き合ってくださいました。

私も、今年の3月にニューヨークのギャラリーで作品を展示させていただきました。
その街の空気や人々の感性を思い出しながら、こうして再びニューヨークとご縁が繋がったことに不思議な巡り合わせを感じます。
いつかまた、あの街で再会できたらという想いを胸に、
心からの感謝を込めてお見送りいたしました。
日本語もとてもお上手で、柔らかい発音と誠実なまなざしに、日々の努力が滲んでいました。
ペン字を通して感じた日本の美しさが、カレンさんのこれからの日々にも静かに寄り添ってくれたら嬉しいです。
遠く離れた地にいても、文字は人と人とを結ぶ“見えない糸”のようなもの。
この日のご縁が、また新しい形で花開きますように。