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書写技能検定について

文部科学省後援の硬筆書写技能検定、毛筆書写技能検定ともに一級を取得しております。
また、毛筆書写技能検定においては、一級主席合格ということで、文部科学大臣賞を受賞いたしました。これらを取得したことによって、幅広い知識を得ることができ、多くの出会いにもつながりました。

一級の試験に臨むにあたり、私が最も意識していたことは「周りの雰囲気に飲まれないこと」、そして「目の前の問題に集中すること」です。

会場に入ると、独特の緊張感があります。
張り詰めた空気の中で、どうしても他の受験者の動きや音が気になってしまうものです。
ですが、そこで心を乱されてしまうと、普段できていることもできなくなってしまいます。
私はとにかく、そして自分自身だけに意識を向けるようにしていました。

この試験で特に難しいと感じたのは、やはり草書の暗記です。
出題されやすいものはある程度決まっているとはいえ、「もし知らないものが出たらどうしよう」という不安は拭えません。
そのため私は、出題範囲の草書をすべて覚えることにしました。

正直、簡単な作業ではありませんでした。
しかし、覚えきったことで試験本番では余計な不安を感じることなく、落ち着いて問題に向き合うことができました。また、現在指導者としても自信を持って教えることができています。
あの試験独特の緊張感は、今でもはっきりと覚えています。

書写技能検定は、「とにかく基礎が大事な試験」であることは間違いありません。
字形、点画の位置、バランス。これらを正確に身につけていないと、一級は太刀打ちできません。

そしてもう一つ、私が大切だと感じているポイントは「細部までしっかりこだわること」です。

一本の線の強弱、起筆や終筆の始末。ほんのわずかな違いですが、そこに字の美しさが表れます。
形が整っていても、線質が伴っていなければ、美しい字にはなりません。
日頃の練習から、線一本一本に意識を向けることが、合格への近道だと思います。

また、毛筆一級の試験勉強期間中は、家族にもかなり負担をかけました。
試験前の約2ヶ月間は、家事をほとんど放り出して、勉強に集中していました。
その間、夫には本当に支えられてばかりでした。
今振り返っても、家族の理解と協力がなければ、あの結果は得られなかったと思います。

来週はいよいよ、書写技能検定の試験ですね。
どうか、自分の実力を最大限に発揮できるよう、落ち着いて臨んでください。
大きな失敗をしないためにも、問題文は必ず丁寧に読むこと。焦らず、普段通りを意識していただければと思います。
皆さんの健闘を心よりお祈りしております。

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今後は、通信講座の開講も予定しております。
詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。