【御礼とご報告】第4回日本書画共創協会展・第7回個展「一燈照隅」が閉幕いたしました
書道家であり、日本書画共創協会 会長の桔梗です。
この度、第4回日本書画共創協会展、ならびに第7回個展「一燈照隅」が無事に閉幕いたしました。
会期中は、なんと773名もの方々に足をお運びいただきました。
多大なるお力添えをいただいた関係者の皆様、そしてご来場くださった皆様に、心より深く感謝申し上げます。

「共に創る」理想の空間
会場では、「書道展に足を運ぶのは初めてだったけれど、作品に込められた想いが伝わってきて楽しめた」という、大変嬉しいお言葉を数多くいただきました。
日本書画共創協会が掲げるコンセプトは、その名の通り「共に創る」ことです。
ただ美しい字を展示するだけでなく、書き手の想いと、それを見る方の心が交差する場所を作りたい。皆様の温かいお声を聞き、私たちが思い描いていた理想の展覧会にできたのではないかと、確かな手応えを感じております。

現代だからこそ輝く「手書きの温かさ」
AIが目覚ましい発達を遂げ、インターネットを通じて誰とでも簡単に繋がれる現代。
そんな便利で合理的な時代だからこそ、一つ一つの作品、そして一人一人に「心を込める」ことの大切さを、書道は静かに教えてくれます。
かつて人々は、もう二度と会えないかもしれない大切な人へ、祈るように一筆一筆、手紙をしたためていました。
書道において何より尊いのは、「上手い下手」という結果ではありません。迷いながらも自分自身と向き合い、自分だけの道(線)を見つけていく。その「学ぶ過程」そのものが、揺るぎない価値を持つのだと私自身身をもって感じています。
紀元前2000年以上前の甲骨文字から脈々と受け継がれてきた書道の歴史は、時を経ても決して色褪せることなく、むしろ現代において一層の輝きを放っています。

心の拠り所としての「書」
生きていれば、自分軸がぶれそうになることや、溢れる情報に心が振り回されてしまうこともあります。
そんな時こそ、ぜひ「書」の世界に触れてみてください。
孤独を感じたとき、そっと筆に触れてみる。
悲しみに暮れる夜は、墨の深い香りに包まれてみる。
言葉の体温を感じ、一筆と真摯に向き合うことで、きっと今までとは違う景色が見えてくるはずです。私自身も、筆を持つことでたくさんの壁を乗り越え、書道に支えられて歩んできました。
これからも、一人の表現者として、そして書を伝える者として、この道を力強く歩み続けてまいります。
この度は、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

今後とも、変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
書道家 / 日本書画共創協会 会長
桔梗