【作品への想い】『落下繽紛』｜書道作品紹介（軸装）
～最後に乱れ散る花弁に心打たれる。
かすかな力を総てつぎ込み
その刹那まで激しく燃える生命に～
夫と桜の並木道を歩いていました。
「昨日雨だったから、たくさん散ってるね。」
「満開の時期は終わったんだね」
そんな会話をしていました。
強い風が吹いた瞬間、
桜の花びらが舞い散りました。
その景色が今でも心の残っています。
美しい青空の中で花びらが華麗に踊っているように私は見えました。
その姿に感動したのを今でも覚えています。
満開に咲いて人生は終わるわけではない。
花びらが乱れ散る様子が美しいと感じました
散りゆく姿までもが華麗で、力を出し切って満開に咲いて、
それで終わりではないんだと伝えてくれているように感じました。
命が尽きる瞬間まで私たちの心に残る景色を見せてくれていることに感謝しています。
桔梗
▼作品販売ページ
本作品は現在、御購入可能です。以下より、ページ遷移します。
